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みなさんは、アメリカ・オハイオ州のマイケル・チコネッティさんという裁判官をご存知でしょうか。
彼は、ユニークな手法で判決を下すことで有名な裁判官なんです。
今回は、そんなチコネッティ裁判官の判決エピソードをご紹介したいと思います。
ある日、アリッサ・モローさんという女性が裁判にかけられました。
「義務の放棄と動物虐待」という争点で起きたこの裁判。
彼女は、自分が飼っていたペットの「ムース」を一週間以上も倒壊した家の中で放置していました。
こちらがムースが発見された当時の家の状況です。 -
足の踏み場もないほど散らかったゴミ、壊れた家具など、一目で劣悪な環境だとわかりますよね。
ムースは、保護をしてくれた職員に対しても異常なほどの怯え方を見せていたそうです。
しかし、アリッサさんは自分の罪の重さに全く気付いていないようでした。
チコネッティ裁判官は、そんなアリッサさんに対して二つの選択肢のうち一つを選ばせることにしました。