商品の代金は37セント(37円)だったはず…
しかし支払われていたのは500ドルと37セント(5万と37円)だったのです。
これは一体どういうことだろう…と思いつつもカップルがいた席の片づけを始めようとしたケイシーさん。
すると、そこで文字が書かれているナプキンを見つけました。
そこには彼に心当たりのある、とある出来事について書かれていました。
それは前日に起きた出来事でした。
レジで仕事をしていたケイシーさんは、店内でひどく落ち込んでいる様子の女性を見かけました。
この女性のことが気になったケイシーさんは、女性に話しかけ17ドルを代わりに支払ってあげたのです。
ナプキンには、それに関することが書かれていました。
”あなたが、あなたらしくいてくれてありがとう。母が1年で最も憂鬱になる父の命日を、あなたは素敵なものにしてくれました。
あなたが親切にしてくれてから母はずっと笑顔です。あなたは自分が代金を支払うと言って聞かず、母のことをとても美しい女性とも言ってくれたそうですね。
父が亡くなって以来、母がこんなにも笑う姿を見たことがありませんでした。
母は特別助けを必要としているわけではありませんでした。それでも、あのときのあなたの行いが、これからの母の1年を素晴らしいものにしてくれたのです。”
つまり、ケイシーさんが助けた女性の娘さんが来店しお礼をしてくれたのでした。
他人への思いやりが自分へと帰ってきた今回のエピソード。
自分からしたら大したことではなくても、他人にとってはとても大事なことかもしれません。
思いやりや感謝の気持ちの大切さを再確認させてくれる出来事でした。