-
全身を追っていたタールも綺麗さっぱり落ちて、元気な表情を見せる4匹。
しかし、発見が遅れていたら無かった命と考えるとぞっとします。
驚くことに、ルーマニアでは同じような事件が前の月にも起きており、その際は2匹の子犬がタールをかけられた状態で発見されました。
前回の事件の際に犯人を捕まえていれば、今回の事件は起きなかったかもしれません。
しかし、前回の事件の際に警察はこう語ったのです。
”今回のような事件の犯人捜しで時間を無駄にはできない”
この発言はルーマニアでも波紋を呼びました。
やはり動物と人間を比べたら人間が優先というのは仕方がないことかもしれません。
しかし、本当に警察にはそこまでの時間が無かったのか疑問が残ります。
何よりこんなことを平気でしてしまう人間がいるということが一番の問題なのかもしれません。
しかも「動物にタールをかける」というのは、
日本でこそあまり見かけないものの、海外では意外とよくあるケースのようなのです。
下の動画は、今回と同じように全身にタールをかけられた犬が保護されるまでの一幕が収められています。
人間の残虐性を感じさせる、悲しい事件ですね。 -