彼がウェールズさんに放ったのは
「僕と結婚するなら、飼っている犬を捨ててほしい」
という衝撃的な一言でした。
ウェールズさんは、昔から「ルーシー」という一匹の犬を飼っていました。
彼女にとって家族も同然だったルーシー。もちろん、「家族を捨てる事なんてできない」と反論します。
すると、数日後にこんなメールが届きました。
”あの、返事待ってるんだけど…。
犬の件、どうなったの?僕の親も知りたいって言っててさ。
ねえ、なんとか解決できないの?
犬は僕たちの愛の邪魔になるし、同じベッドで寝るのも嫌だ。それに、僕の母さんも犬があまり好きじゃないんだ…。”
しかしウェールズさんは自分の意見を曲げませんでした。
【婚約者】
”本当にその判断でいいのか?
君は、一時的な感情で犬が好きなだけかもしれない。
冷静に考えてごらんよ。犬なんかより、君の人生のほうが大切だろう?”
【ウェールズさん】
”いくら言われても、これ以上考えは変わらないわ。
犬を飼うのは『一時的な感情』なんかじゃない。愛する家族を、捨てることなんてできない!”
【婚約者】
”あっそ。じゃあ、犬と結婚すれば?”
【ウェールズさん】
”振られたからって、逆切れしないで。”
【婚約者】
”犬は別に嫌いじゃなかったけど、今は大嫌いだ。
さっきは失礼なこと言ってゴメン。君の人生だから、君が決めることだよな。
でも、なんで君がそんなに犬を大切にするのか、僕にはさっぱりわからないよ。
ペットを飼うのはいいけど、自分の人生の邪魔をするほど好きっていうのはどうかと思う…。
まあ、君の決めることだ。好きにすればいい。”
このようなやり取りの末、最終的には結婚を目前にして別れるに至ったそうです。
賛否両論がありそうな今回のエピソード、いかがでしたでしょうか。
ウェールズさんに今後良き理解者が現れてくれることを祈ります。