「かわいそうだから…」アザラシの子供を家に連れ帰った女性 その親切心が悲劇を招く

  • 皆さんは「小さな親切大きなお世話」という言葉を知っていますか?
    自分が良かれと思ってやったことが裏目に出てしまい、かえって悪い結果を招いてしまうという意味です。
    今回は、そんな言葉を体現したかのようなエピソードをご紹介します。

    エピソードの舞台は、アメリカのワシントン州にあるウェストポート。
    ある日女性がビーチの近くを歩いていると、そこにアザラシの赤ちゃんが一匹で倒れていたのを見かけたそうです。

  • そのアザラシを見た彼女は、「きっとこのアザラシは親に捨てられてしまったんだろう。」と考えました。
    そして彼女は、親切心からそのアザラシを家に連れて帰ることにしたのです。
    彼女はトートバッグにアザラシを入れて持ち帰りました。

    しかしアザラシについて詳しい知識のなかった彼女は、アザラシをどうしたらいいのかわかりません。
    困り果てた彼女は、家の近くにある「ウェストポートアクアリウム」という水族館に助けを求めます。

    すぐに水族館の職員さんがやってきましたが、既にアザラシは弱り果てていました。


  • 無理やり運ばれてきたことで衰弱しきってしまったアザラシの子供。
    もとのビーチに戻そうとしましたが、アザラシの体力が落ちすぎていたためか上手くいきません。
    そして、これを見た職員さんは苦渋の決断を下します。

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