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その後、財布は警察から持ち主のニーティさんのもとへ戻りました。
ニーティさんは、当時をこう語っています。
「警察から、一銭も手をつけられていないと聞かされて本当に驚きました」
「もしも僕がワラロップさんと同じ状況であれば、盗んでいると思う」 -
そんなワラロップさんの誠実さに感銘を受けた二ーティさんは、彼に感謝するだけには留まりませんでした。
なんと、お礼としてワラロップさんに職場と住処を提供することにしたのです!
実は二ーティさんは工場を経営する会社の社長だったのです。
そして、ワラロップさんにぜひ自分の経営する工場で働いてほしいと申し出ました。
ワラロップさんは、その申し出を受け入れました。 -
今はメタル工場でしっかりと働いているそうです。
制服が非常に似合っていますね。 -
今回の出来事を、ニーティさんは以下のように語りました。
「ワラロップさんのような正直な人がいるということを、私たちはもっと広めるべきです」
ホームレスと聞くと、自身の貧困さからお金を盗むのが当然という考えが先行しがちですが、実際はワラロップさんのようにしっかり届けてくれる人間もいるのです。
自身が辛い状況でも、他人のことを考えて行動できる人間は素晴らしいですね。
下の動画は日本で財布を落とした場合、帰ってくる確率はどれくらいかというものを検証した動画です。
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